今週のブログはトランペットのMが担当します。
今週の練習も20名を超える参加者で、コロナ前の雰囲気に戻りつつあるように感じます(゜▽゜*)♪
そして、またまたクラリネットの見学者さんが来られて、練習後に入団いただきました😂
10月にはホルンの見学者さんが来られる予定とのことで有り難い限りです。
1時間弱の個人練習のあと、基礎合奏はホルンのLさんに指導していただきました。
ロングトーンとリズムトレーニングで15分があっという間に過ぎましたけど、短い時間の中で色々なアドバイスがありました。
・チューニングでは基準の音を吹く人とだけではなく、隣(例えば左隣)の人とも音が合っているか確認する。
・楽器をベルの(ない楽器もありますが)先のほうまでしっかりと鳴らすことを意識する。
・指揮者の予備拍の振りで呼吸を合わせて音の出だしを揃える。
・16分音符等の細かいリズムでは、心の中では8分音符を刻んで8分の単位で頭がずれないようにする。
普段は最後にコラールを1曲合わせるのですけど、
個人的には今回のような練習+音の強弱をつける練習をしっかりと積み重ねて、今日は調子がいいのでは?という日にコラールも追加するぐらいがよいと思いました(^^
指揮者の到着が少し遅れていたため、待ちきれずトロンボーンのGさんの指揮で曲の合奏を開始。
■パイレーツ・オブ・カリビアン
8分の12拍子で始まるこの曲。
3つの8分音符のうち休符になる箇所がころころ変わるので、楽譜を追っていたら指揮に合わせるのは難しいです。
曲の頭は弦バス・ユーフォニアム(譜面はバリトン)とバスーン、バスクラリネット(楽器は無いけどアルトも)、テナーサックスが主旋律なので、主旋律が聴こえるように音量のバランスを整えましょう。
前の合奏で、30小節目からの主旋律をTpパートがのびのびとテヌート気味に吹いていたら、後でGさんからmarcatoの指示が書いてあると指摘されまして、今回は音の減衰(音を終わりに”ン”を入れて1つ1つの音を区切る)を意識して吹きました。
家に帰ってYouTubeで参考演奏を聴いてみると、どちらかというとテヌートっぽい演奏??どう吹くのかは指揮者に要確認ですね🤔
71小節目からはほぼすべてのパートが同じリズムなので、少しでもずれると丸わかりです。4小節過ぎた辺りからテンポをキープできず遅くなっていく傾向があるので気を付けましょう。
と、この辺りで指揮者が到着して指揮を交代。
頭のほうに戻って曲をさらっていきました。
弦バスがあるのが嬉しいらしく(学生の頃に弦バスを弾いていたそうで)色々と弾き方に注文を出していました。
弦バスやバスーンまで揃うなんて贅沢な楽団になったものです。新入団員さんに感謝です。
ひと通り最後までさらった後、休憩をはさんで、
■吹奏楽のための第一組曲(ホルスト)
第一楽章を重点的に練習して、残った時間で第二・第三楽章を通しました。
合奏の中で曲に関する説明があったのでまとめておきます。
・作曲者であるホルストは女学校の音楽教師をしていて、この曲は学生のために作曲されたものである。(作曲の事情や目的ははっきりしていないとの説も)
つまり学生でも吹けるような曲ということ。(グレード4)
・冒頭のチューバの旋律(主題)がこの曲のすべてである。(すべての主題はこの主題から派生している)
・第一楽章のシャコンヌとは舞曲の一種。(変奏曲の形式として用いられることが多い)
※カッコ内はあとで調べて勝手に補足。
第一楽章
・Aの2小節前から木管の細かい動きは1音1音をはっきりと、Aに入ってから3拍目の4分音符は少し音量を抑えて。
⇒Aの7小節目からのクレッシェンドを効かせるため。
・Bの1拍前から始まる木管の16分音符の連符は、金管の楔となる主題の音と連符の頭の音がきちっと揃うように。
・Cからは2つの旋律が同時進行するのでバランスを考えて。
・Fの3小節前からは2拍ずつ進行する。8分音符で動いているパートも意識して。
いつも合奏中に頻繁に話しかけてくるYさんがどうも疲労で眠たかったらしく、普段よりは指揮者の声を拾うことができた今週の練習でした。