8/10(土)の練習

はじめまして、A.SaxのKです。

この日私は休日出勤の日で、18時ごろまで仕事をしてからご飯を食べて19時の練習に合流しました。ちょっと大変だなぁと感じましたが、思えば高校で吹奏楽をしていた頃は夕方まで授業を受けてそのまま21時まで部活という生活を毎日続けていて、何なら当時朝練もありましたので、そう考えると楽な方なのかもしれません。

気がつくともう2024年の8月のしかも中旬ということで、私の気分的にはまだ2022年なのですが、現実は今年の定期演奏会まであと4ヶ月をきっているようです。本当ですか???

練習したのは定期演奏会の第1部の曲でした。
全体を通して、「楽譜通りに演奏する」という内容の指摘をいくつかいただきました。しかし書いてある通りに演奏するというのはなかなか難しく、私もついつい音符のみに目がいって強弱記号を見落としたり、ぼーっとしていてシャープをつけ忘れたり、連符で指がすべってテンポが速くなってしまったり、スラーがついていないのにスラーのように演奏してしまったり…。私の失敗を挙げ出すと枚挙にいとまがないのですが、要するに「これからこう演奏するぞ!」というイメージがまだ固められていないということなのかなと思いました。例えば『風紋』であれば、指揮者の方は「波ではなく、風が吹いてほしい」とおっしゃっていました。cresc.やdecresc.が多いこの曲ですが、それを押しては返す波のように演奏するのではなく、サァッと吹いてはどこかへ飛び去っていくような風をイメージし、それに合った演奏をしてほしいとのことでした。楽譜上のcresc.やdecresc.を見てただ音量調節バーを上げ下げするだけだとその上げ下げを忘れてしまいがちですが、そうした楽譜上の記号から「こう演奏する!」といったイメージをもって演奏することで、結果的に楽譜通りに演奏でき、かつ忘れにくくもなるのかなと思いました。実際サックスにもcresc.やdecresc.の旋律がありまして、そこに風のイメージをあてがうことでどう演奏するのかのイメージが掴めた気がします。ただ個人的にイメージだけできて技術が追いついていないのですが、きっと技術は後からついてくるでしょう。そう信じることにします。

もう一つ、「他パートが何をしているのかを意識する」という指摘をいただきました。特に『シンフォニア・ノビリッシマ』は打楽器があまりおらず、基本的に管楽器同士で合わせる必要があるとのことで、より他パートが何をしているかを把握することが大事になると私も思いました。他パートが何をしているかを把握するというのは、例えば自分がメロディーのパートだったとしても、テンポが崩れないようリズム隊の音を聞いたり、同じメロディーをしているパートの中でも自分の立ち位置(ここはTpが出るからClは控えめ等)を周りを聞いて判断したりといったことです。ちなみに私は周りを全然聞けておらず練習中にそのパートだけを切り取って演奏してもらった時にはじめて「へー、こんなことやっていたんだ」と気付くような状態ですので、まずは音源を何度も聞いて曲を覚えるところから始めようと思います。

この日はアルトが4人もいるというアルト大艦隊編成でした。私が吹奏楽部にいた頃はアルトが私一人だけでしたので、常に隣にアルトがいる状況で演奏できるというのはやっぱり楽しいです。そういうこともあってついテンションが上がってしまいますが、独りよがりの演奏になるのではなく、曲では全体の中での自分の役割をしっかりと把握し、「こう吹くぞ!」という意志をもって演奏することが大事なのかなと思いました。
私はお盆の期間で譜読みと個人練習を頑張ろうと思います。特に最近は練習にもあまり行けていなかったため、参加日数を増やして追いつけるようにしたいです。

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